ターミネーター:ジェニシス〜新たなシリーズの幕開け〜

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公開初日に、早速見て参りました。

ターミネーター:新起動(ジェニシス)。

来場者プレゼントはなんと、等身大のT-800うちわ。

このデカさは、なかなかインパクト大です…w

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(※以下はネタバレアリ、作品を観た方とワイワイしたいがための感想です!)

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ターミネーター:ジェニシスの感想・一言まとめ

1、2ファンの方であれば終始ニヤニヤしっぱなしであろう、懐かしい展開や過去作品へのオマージュのオンパレード…!!!!

初T-800の登場シーンから始まり、懐かしの液体金属野郎・T-1000とのバトルの再現、表面の皮膚だけ焼けて中身は追いかけてくる同じみのシーンや、カイルに擬態化してサラをだまそうとするT-1000などなど….前半シーンは、まさに過去作品のイイところ取り・総集編みたいな感じでしたね…!!

ストーリー的には、1、2の世界とは時間軸の異なるパラレルワールドでの展開という設定のようでしたね。前半、未来の世界でのスカイネットとの最後の戦いのシーンにおいて、追い詰められたスカイネットが最後にとった方法とは、T-800を過去に送り込み、サラ・コナーを殺害する事だった!

懐かしのシーズン1のオープニングシーンに繋がる…と、見せかけて…!?

過去作を彷彿とさせつつ良い意味で期待を裏切る、新しいターミネーター・ワールドの幕開けでした。

T-1000、意外と呆気ない!

液体金属ターミネーターであるかの有名なT-1000のイメージとイ・ビョンホンの冷酷なイメージが非常にマッチしており、その恐怖感は過去のT-1000を彷彿とさせるドキドキっぷり。

しかし!

戦い方を学習したサラとおじさんのコンビに、割と呆気なくヤられてしまうwww

そうですよね…アイツの倒し方は既にみんなよく知ってますもんね…でももう少しイ・ビョンホン版T-1000には粘って粘って怖がらせて欲しかった感が残る事も、嘘ではありません。

観客である僕らがカイルと共に辿る、全く新しい時間軸の歴史

そして今作のターミネーター:ジェニシス、全体的なストーリー展開の流れとして、スクリーンのこちら側の僕らの感覚はしっかりとカイルに重ね合わせられるようになっている点が、ストーリーを追いかけやすかったですね。

過去にタイムトラベルしたカイルは、ジョンから聞いていた過去のサラの状況と、自分が降り立った過去の世界との違いに驚きますが、それはそのまま、1、2の世界をよく知っている観客である僕らの状況と同じ。なので、僕らの「えっ?えっ?」をしっかりとカイルがサラとおじさん(T-800)に対して代弁して質問してくれるために、展開と共に次第に背景が掴めてくる点が分かりやすかったなぁと。

でも、なんで子供の頃のサラの前に液体金属ターミネーターが現れたのか?(襲われたシーンの描写はありませんでしたね)、なんでその場にT-800が現れたのか?誰が送ったのか?という点についてはノータッチでした。

このあたりの伏線は続編に繋がってくるのかなと思いまする。

ジョン・コナーが…救世主のはずの、ジョン・コナーが…

この部分は予告では一切触れられなかった、今作の最も大きいサプライズでしょうねぇ。

2では、悪ガキだけれどもITスキルには強く人殺しを好まない母思いの少年、3ではダメ人間のような生活を送るけれども最後には覚悟を決めて指導者として立ち上がる責任感のある青年、4では精悍な風貌を漂わせ抜群に頭のキレる抵抗軍のリーダー。

その、ジョンが…今回はなんと、敵役。しかもウルトロンが作ろうとしていたような究極の人造人間みたいになってしまうとは……

これはね、ちょっとショックがデカいと思いますよ。各旧作のファンであればあるほど。なんやかんやでずっと頑張ってたジョンくんが、あろうことか伏線も全く無しに、一気にダークサイドに堕ちてしまうなんて…ねぇ!?そしてやっぱりその後にカイルと戦うなんて、まさにスターウォーズではございませんか。この展開。

今回のラストではジョンが完全に消滅したかどうかの描写はされていなかったので、続編でははたまた復活し、あわよくばジョンが再び人間に戻れるような展開になるのでしょうか。(なりそうな気もする)

戻って欲しいなぁ。うん。

アクションシーンは思ったよりもかなり控えめ?

ビッグタイトル、待望の最新作!という事で、過去のターミネーターシリーズを遥かに超える、ターミネーターならではのアクションシーンも満載….かと思いきや、アクションは割と控え目な内容でした、ね。どちらかというと、作品全体の重きを過去作との繋がりを意識したストーリー展開に置いていた感じがします。

1、2にあったような、まるで逃げ場の無いような絶望的な恐怖感の演出はありませんでしたなぁ。

個人的にちょっと欲を言えば、アベンジャーズ並みの、かつアベンジャーズとはまた異なった、ターミネーターシリーズっぽい、あの、双方無表情でのガツガツアクションシーンがもっと見たかった…かも…

続編に期待。です。

年を重ねたシュワちゃんの「なるほど!」という起用方法

年齢的にかなり高齢となってしまったシュワちゃんを、どのような設定で新作に登場させるのかな?と思っていたのですが….なるほど。そういう設定なのかwww

今作でのシュワちゃん、中身はサイボーグだけれども、外側の人間部分の細胞は時間と共にしっかりと老化していくという、ハイブリッド設定。そのため、作品内での時間経過と現在の外見がしっかりとマッチするようになっているんですねぇ。なるほどねw

懐かしの姿である若かりし頃のT-800、特殊メイク?によってちょっと若くなったT-800、そして現在の姿でも貫禄の存在感のT-800それぞれの共演は、なかなか乙でございました。

まとめ

今回のT5、T1、T2に漂っていた圧倒的な恐怖感こそやはり少ないものの、新シリーズ3部作へと繋げる最初の作品という意味では、過去作品のターミネーターらしさをオマージュ表現を含めて改めて思い出させてくれると共に、伏線を散りばめるつつ続編への様々な期待を持たせてくれる内容となっております。

僕のイメージですと、シリーズ1、2、3は、ただただ絶望的に恐ろしい冷酷なターミネーターにひたすら追いかけまわされるロボットアクションスリラー色の強い作品。4、5はサイボーグと人間との意思疎通と、人類とAIとの心理戦ストーリー色の強い作品になっているかなと感じました。

どちらの色が好きか?という部分は個々人の好みによるかと思いますが、個人的には、どちらの作品も”ターミネーター”という伝説的シリーズの良さであるため、”みんな違って、みんな良い”的な楽しみ方のできる、素晴らしいシリーズだなと思っております。

ちなみに!

エンドロール後も、早々に席を立ってはいけませぬ。

ちょこっとだけですが、次回作へのエピローグシーンが流れます。

スカイネットが見つめる先の、赤く輝く球体の中には何があるのか。液体金属を纏いアップデートされた最強T-800は、どんなバトルを見せてくれるのか。(シュワちゃん、年齢的にアクションシーンって大丈夫なんだろうか…)

ターミネーター新シリーズ。

第二弾は2017年5月19日、第三弾は2018年6月29日にすでに予定されているとのこと。

〜追記〜

過去にシュワちゃんは酷評のT4ですが、個人的にはけっこう好きな内容なんですよね、アレ。メカメカしていてワクワクしますし、審判の日後の絶望的な世界観がすごくリアルに表現されている感じがしますし、オープニングのワンカット風のアクションシーンの迫力もかなりありましたし、分りやすくもサプライズも含まれたストーリー展開も好きでしたなぁ。

あと、何よりクリスチャンベールのジョン・コナーがめっちゃ渋い。

T4は興行収入的にはT3をかなり下回ってしまったそうでしたが、シュワちゃん抜きでのターミネーターとは言い換えるとあんパンの「あん」抜きのような状態(?)であると思いますので、その条件にてあれだけの作品を作ったマックG監督は凄いなと思っております。

マックG監督版ターミネーターも当初は3部作の予定だったそうですが、製作会社の破産により続編の計画も無しになってしまったそうな…。

個人的にはクリスチャンベールの、頭脳派かつカリスマ性をまとったジョン・コナーをもっと見たかったなという無念さが残る事も、正直になところです。