「ジュラシックワールド」の感想〜オススメは4DXでの鑑賞です〜

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大迫力、いや、超迫力の映像。少年心を擽られる世界観。そして旧作ファンをしっかりと繋ぐような気の使い方。

なるほど、米国の歴代興行収入の記録を次々と塗り替えている理由は、コレか…!!と。

さっそく観て参りましたので、感想です。

※以下、内容に触れるネタバレもアリの(個人的な主観も含む)感想です!

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ジュラシックワールドの感想

凄い。

めちゃくちゃ凄い。

何が凄いかというと、圧倒的なまでのリアルな映像美です。

恐竜に触れられる体験ができるテーマパークという発想と、そこに登場する恐竜の超リアルな迫力が、まさに「これぞ、映画!」というような凄まじい内容でした。(ちなみにですが、見る際は3Dもしくは4DXのシアターで見る事を強くオススメします。僕は2Dで見てしまいましたが、コレは3Dもしくは4DXの方が絶対に迫力があるだろうなぁと感じる内容でした!)

た だ し!

映画のストーリー展開や登場人物の論理的・道徳的行動方法などに重きを置いて映画作品を選ぶ方にとっては、内容に「…?」を感じる部分も少なくないかもしれませぬ。

映画「ジュラシックワールド」とは、「恐竜作品としての世界最高の映像クオリティ」と、「近未来を想像させられる発想の面白さ」を楽しむ作品なのだなぁと感じましたね。

夢が膨らむ生きた恐竜のテーマパーク

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生きた恐竜を正に手の届く程に近くの距離で見ることができる乗り物アトラクションやまるで水族館でイルカショーを見るかの如く、超大型の水中恐竜の捕食ショーが開催されるアトラクションがあったり、実際に恐竜に触れられるアトラクションがあったりと、コレはいつの日にか現実の世界でも実現可能なのでは…!?とリアルに感じさせてくれるような夢のある演出は、大人も子供も冒険心をかきたてられるコト、間違いなし!でした。

予告映像でも話題となっていたモササウルスのジャンプシーンの迫力は、圧倒的!

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もっと欲を言ってしまうのであれば、パーク内の各アトラクションの解説や様子を、最初にずらっと見て周るようなシーンがあると更に嬉しかったかもと、ちょっとムズムズさせられました。あの兄弟二人にパーク内を歩かせる尺がないのならば、クレアが投資家にパークを案内するシーンで全体像をざっと説明してくれると面白かったですネ。未来都市系のSF作品のオープニングでよくあるような、ナレーションを交えてざっと現代から進化した各ポイントを魅せる、みたいな。ね。

登場する恐竜の超!リアルさと、若干のもったいなさ

インドミナス・レックスは本当に強い?賢い?

今作では「インドミナス・レックス」という、様々な動物の遺伝子を組み合わせて生まれた、Tレックスよりも強く知的とされる、最強のハイブリッド種が登場します。

インドミナスレックスは、序盤のシーンこそ人間を欺くように、閉じ込められていた檻の壁にワザと爪痕を付け監視員に檻から脱走したかのように見せかけ扉を開けさせたり、自分の身体に埋め込まれたGPS装置を自ら肉をえぐって取りだしたり、木や葉っぱに擬態してハンターの裏を掻いたりと驚異的な知性を匂わせるシーンが多々ありましたが、終盤のシーンではそういった知的戦略家の面は次第に薄れ、生物の体温を感じ取れるハズなのに車の下に隠れているオーウェンを見逃し、Tレックスよりも大きく強いハズなのにTレックスと互角程度の力比べとなり、最後は特にこれといった強さの特徴もなくあっけなくモササウルスに喰われることに…

うーん。なんだかちょっと、尻窄みな感じがしてしまいました…

あの姿形ならばTレックスの遺伝子も恐らく組み込まれているのだろうと思うので、途中でインドミナス・レックスがラプトルたちとコミュニケーションを取っていたように、例えば島内のTレックスたちを味方に手なずけ、自らは夜の闇に紛れて建物なんかに擬態しつつ、島の中枢部に攻め込む…くらいの戦略を取ってくださると、「すげぇ…これぞ、高い知性を備えた最強のハイブリッド種!!」という、更に強い印象を残すことができたのかな?と思ったりしました。

成長する悪役って、恐怖感ありますよね。

恐竜の生態についての描写がほとんどない

各恐竜の姿形や質感、動き方のリアルさは、さすが最先端・世界最高のクオリティの高さでした!

だからこそもう一歩踏み込んで、ジュラシックワールド=恐竜の動物園ならではの、恐竜のリアルな生態が垣間見えるシーンや、島内での恐竜の研究開発シーンをもう少し詳細に見てみたかったなーと感じる部分もありましたね。

ちなみに研究施設内のシーンは最初の方と途中に少しだけ、それも、どちらもそこで働く研究者たちの姿がメインで映し出されるのみで、研究機器等の登場は全くありませんでした。オープニングの白い卵が孵化し、中からインドミナスレックスらしき恐竜の目が覗くシーンには非常にワクワクさせられたからこそ、インドミナスレックスがどのような研究過程を経て作られたのか?生まれてからあそこまで大きくなる間に、どんなドラマがあったのか?などの途中経過も描いていただけると、更にワクワクだったかもです。

各登場人物の考え方や動き方にはちょっと疑問が多く…

これに関してはちょっと突っ込み所が満載なので…自粛します。笑

めちゃくちゃ恐ろしいハズの恐竜が逃げ出した際の対策がずさんであったり(そもそも檻の防御力も弱いよね…)、恐竜を軍事に利用するなんて訳の分からない事を言っているお偉いさんがいたり、インドミナスレックスを27億円掛けて開発したから殺すな!と言っていた割には、その開発工程や使われている生き物の遺伝子の種類には全く無関心なダメオーナーがいたり…

個人的に最もモヤモヤしてしまった点は、せっかく世界初のめちゃくちゃ凄い恐竜のテーマパークに行くという設定にも関わらず、それをぶち壊すかのような兄貴のふてくされ感と、兄弟と両親との間の謎の距離感。最終的には両親の、「子供たちが生きていてよかった…!!ごめんね!!やっぱり大切なのは家族よね!!」というハッピーエンドに持って行きたかったのかもしれませんが、にしても、あのドロドロ演出は特に必要なくね…??兄弟に関しても、インドミナスレックスから逃げる途中にて特に兄弟の助け合いを必要とする場面もなく(活躍したのは車の直した弟だけ)、割と早い段階で兄弟は人々の多くいる、開けた場所に帰ってこれてしまうんですよね。

あれ?猛獣が放たれた中に閉じ込められるような、絶望感、無くね??

と思ってしまったのは、きっと僕だけではないハズ。

…うん。

このあたりに関してのつっこみ敢えてスルーして、恐竜の迫力を十分に楽しんでいただくのが最善の心得かと思います。笑

繰り返しになりますが、この作品に関してはぜひ、3Dもしくは4DXにて観ていただくのがオススメですよ!