【DVD】「ランダム 存在の確率」〜頭がぐるぐるするサスペンス作品好きの人には超オススメです〜

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観ました。

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アメリカでは2013年の公開、日本では2015年1月24日の公開だったそうですが、完全にノーマークの映画でした。

【追記】

Huluでランダムが配信されておりますね!(2016,3,7現在)

配信期限の記載がないためにいつまで見られるのか分かりませんが、これはチャンス。
Huluで今すぐ視聴!今なら無料視聴実施中!

しかし!

個人的な感想としては、SFサスペンス映画好きにはかなりオススメの作品ですよコレ…!

隠れた名作なのではないでしょうか?

頭使って映画を観たいタイプの人には、ぜひ見ていただきたい作品です!

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「ランダム 存在の確率」を観た感想

この作品の軸となるテーマが、量子力学の分野でよく聞くワード、「シュレディンガーの猫」であるとパッケージ裏面の作品紹介文にありましたので、内容に関するあらすじやストーリー紹介は一切確認せず、直感でレンタルしてみました。

その勘は間違いなかった…!

SFサスペンスとはいえ、この作品のSFたる部分は映像の演出ではなくそのストーリー背景の部分のため、映される映像は非常にシンプルな映像です。しかし、そのシンプルな映像演出だからこそ、次第に背筋にゾクゾクとくるものがあった事も事実。脚本だけでしっかりと楽しめる作品は、やっぱりクセになりますね〜

上映時間は約90分とそこまで長い作品ではありませんが、鑑賞中はもう、常に頭がフル回転。

誰の言っている事が本当なのか…?目の前の人間は信用できるのか…?どこまでが現実でどれが妄想なのか…?

ぜひとも、この映画に関する事前情報は何も詰め込まずに観てみていただきたい。サスペンス好きな方は分かると思いますが、絶対にその方がおもしろいです。より、脳みその良い運動になります。

内容に関するネタバレ含む感想

(※以下、内容に触れる感想を含むので、観ていない人は見てからみてくださいね!)

個人的にこの作品が非常におもしろかった点は、サスペンス作品を観る人なら映画を見つつも誰もが考えるであろう、「ラストのオチ」を、観れば観るほどにどんどん読めないように分岐させていった点なのかなと。

例えば、一番最初に家が停電した後、外の様子を確認して戻って来たヒューの「2ブロック先の家に、自分たちを同じ姿形の人間がいたのを見てきた」というあのセリフだけを聞くと、

①別の家には、本当に自分たちと同じ姿の人間がいる

②実はいない(これを言った人物が嘘をついている)

のどちらかのパターンがぱっと頭に浮かぶんですけれども、その後に全員でその2ブロック先の家を確認しに行くシーンの映像は映されないために、そのセリフの真偽は見る側の僕らにとっては謎のまま進んでいきます。

更に、扉に貼り付けられたメモについても、いつからそこに貼り付けられていたのか?実は本人が外に出て行った際に貼り付けたのではないか?もしくは共犯者が貼ったのではないか?と、またもや疑いを上乗せさせられます。

このような疑いに疑いを重ねていくシーンが息をつく間もなくどんどんと展開される、テンポの良さ。

90分間、頭は常にフル回転でしたw

更には途中、ベスの持ってきた薬に関してエムが敢えて言及したあの部分は、観る人にSF的展開とはまた違った可能性もあるんだよと示唆する、おもしろい展開でしたね〜。

あのシーンがあったことで、オチはパラレルワールドなのかそうでないのか?の他に、そもそも今、画面に映っている人物は誰が正気で誰が正気じゃないのか?もしくは、全員が錯乱しているのか?という可能性まで考えされられるために、さらにラストが読めなくなりましたもんね。

そしてラストの展開はしっかりとサスペンス作品らしく、なかなかゾッとさせられつつも考えさせられる感じでしたなぁ。

他の時間軸から迷い込んで来た(と思われる)仲間同士が入り混じる家の中で、お互いがお互いの粗探しに奔放してしまい、今まで長年を掛けて培ってきていた仲間内の関係性が崩れていく事を感じたエムが自らその世界を離れ、幸せそうに見える他の時間軸の自分を殺害し、入れ替わろうとするあの展開…

ここで更に頭を悩ませられるのが、そもそも、別次元の自分を殺して入れ替わったのは、そもそもエムだけだったのか?という、答えの出ない疑問ですよね。

外に出て行く人物であれば誰でも同じ事をする事はできたでしょうし(実際、仲間内でのセリフがかみ合わないシーンも多々ありましたし)、そもそも、今、ストーリーの軸として画面に映っている世界が、映画のスタート当初から僕らがずっと見ていた8人グループの世界なのか?という疑問も常にありましたし。

前半シーンの、画面が急にパッと暗転してちょっと時間が進んだシーンから再スタートする演出は、ここに活きてきていたんですよね〜。最初は思わず「ん?これ、レンタルしたDVDに傷ついているから映像が飛んでるのかな?」と思ってしまいましたが、そうではないと気づいた時には、なるほどな!と。

…と。

この作品の内容のように、こちらのレビューも様々に分岐してしまいましたが(?)、SFテーマのサスペンス好きな方にはオススメの作品です。

「ランダム」が面白かった方はぜひ、インターステラーも。

http://shigebody.com/interstellar

ちなみにですが、終始タンクトップ姿のブロンド美女・エムのヘルシー×セクシーさも、素晴らしかったですね。

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