【映画】「マイ・インターン」は女性よりも男性に、そして高齢者の方々にもぜひ観ていただきたい作品でした

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見てきました。

私が劇場で見る作品は主に洋画のSF系やサスペンス系、アクション系が多い(つまり映像に迫力があってお金が掛かってる系の作品が好き)私なのですが、この作品に関してはネットでの評判がかなり高い印象がありまして。(テレビの紹介よりもネットでのリアルなクチコミの方が影響力のあるこんな世の中じゃーpoison)

で、たまたま知り合いの方がTwitterにて「超オススメ!」とツイートされていたので、ちょうど時間があった日に見て参りました。

その感想は。

仕事やキャリアに悩むあなた、特に(意外にも!)男性にこそ、この作品は是非オススメだなぁと感じました。

そして作中の至る所に作り手の皆様の愛を感じるような、暖かすぎるほどにハートウォーミングな作品。現代的を生きるキャリアウーマンの華やかさと悩みとをしっかりと描写しつつ、イチ社会人としての働き方、そしてベンの存在を通して、男性が人生そのものを長いスパンとして考えるきっかけをくれるような素敵な作品でした。新卒・中途にて就職活動中の方にもオススメなのではなかろうか?

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この作品のテーマとなる本当のキーワードは、「経験」

まず最初に、日本版の予告キャッチコピーがこちら。

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女性がメインなんですよね。

で、元のキャッチコピーがコチラ。

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「経験は、決して古くならない」。意訳すると、”経験こそ、人生の宝物”という感じでしょうか。

本国にてテーマの焦点が当たっているのはアンハサウェイ演じるジュールズではなく、ロバートデニーロ演じるベンの方なんですよね。そして作品の内容もキャリアウーマンとしてのアンハサウェイの生き方や働き方云々よりも、様々な人生経験を重ねてきたベンの魅力を追うように描かれていました。

なので、たぶん製作者さんたちが最も伝えたかった部分って、「人生は何事も経験が大切だよ」というメッセージで、かつ、ベンが座右の銘にしていた「正しい時に正しい選択を」というあの言葉こそが、この作品を通して最も表現したかった部分なのかなと感じましたなぁ。

日本ではこの作品は「プラダを着た悪魔の続編!?」と比喩されて宣伝されていましたが、方向性は(あくまで良い意味で)全く違う内容でした。

アンハサウェイ演じるジュールズのキラキラ感も魅力的ではあるのですが、それ以上に、ロバートデニーロ演じるベンの魅力が半端ないのです…!!

ベンさん、いろいろと魅力的すぎる!

これはきっと私だけではないと思うんですけれども、冒頭のインタビュー映像でもう既にヤラれましたよね…あの2〜3分の自己紹介映像を見た後の私の心境は、こちら↓

「この人(ロバート・デ・ニーロ演じる”ベン”さん)…めっちゃイイ人!紳士!謙虚!もっとこの人の事、知りたい!見たい!!」

あのシーンは、凄いですね。破壊力抜群。

ベンの、年齢や経験をいくつ重ねても常に謙虚かつ学びを忘れぬようとする人間性と、いくつになっても常に新たな事に挑戦しようとし続けてきた行動力や好奇心の強さ、その吸収力の大きさに、一気に引き込まれる方も多かったのではないのかなと。

まさに、企業の求人へと応募する際のお手本のようなインタビュー。

しかし、あんなオシャレなスーツにネクタイを身に纏いつつ、センスの良いシックな自宅の部屋をバックにあんな映像を送られたら、採用担当ならばそれだけで「おっ!?」と思いますよねぇ。うん。加えて、言葉の端々にユーモアをたっぷりと織り交ぜながらも、仕事の経歴や得意分野、そして自分らしさを、自分らしい表現にてしっかりと伝える事ができる表現力の高さ。

年齢を重ねた後になりたい自分の姿を想像する機会って、今まであまりなかったんですけれども、マイインターンを見て、ベンみたいなおじいさんになるのもイイなぁとはっきりと感じましたなぁ。持っているカバンや使っている小物類もめちゃくちゃ渋くて、あれはすぐにでも真似したいレベル。

しかしベンさん、ご自宅の内容の豪華さセンスの良さや持っているスーツ小物類の高級さから見る限り、引退前はどんだけ稼いでいたのだろう?とお察します…笑

今の時代は専業主夫もアリなんじゃない?というメッセージ

バリバリのキャリアウーマンが主人公の映画っていう設定の作品は割と多い気がするけど、その夫が専業主夫で、かつ、その夫にもここまでの焦点が当たる作品って、なんだか新鮮な感じがしました。

この作品内での専業主夫・マットは、まるで絵に書いたように子供にも妻にも妻の部下にも優しい理想の夫として振舞っているのだけれども、その一方、常に家と保育園を行き来するだけの生活の中で、一人の男として認められたい承認欲求や自尊心は、やっぱりどこか行き場を無くしていたりして。

男ってたぶん、世の女性が思う以上に自尊心の塊みたいなものだし、極端な事を言うとそれだけで生きているような人もたぶん少なく無いと思うくらいなので、専業主「夫」って専業主「婦」以上に気難しい部分もあるんだろうなぁと。家の中からでも、何か外に向けて発信できるような仕事やツールがあれば、また違う気もしますけれども。(ブログやツイッターって、そういう人向けにもっともっと活用の可能性があるツールなんだろなと思ったりします)

私はまだ未婚なので想像でしか言えない所ではあるのですが、専業主夫として働く妻を支えるという男性もまた素敵だなぁと思います。頑張る女性は、美しい。

個人的にちょこっとだけ、「ん?」と感じてしまったのは、マットの場合は元々はバリバリ仕事をこなしていた男性だったそうなので、ジュールズの会社の事業がEコマースなのであれば、自宅でも出来る仕事を手伝ってもらって、夫婦二人三脚で仕事をするなんて事もできそうだけどね〜なんて思ったり、ね。笑

高齢者の方にこそ見てみて欲しい!

仕事柄、年配の方とも関わる事が割と多い立場という私自身の生活環境を踏まえて感じたことが、コレ。

あくまで個人的な印象なんですけれども、世の中、紳士的な高齢者さんってかなりの少数派ですよね。ジュールズが紳士的なベンの事を「絶滅危惧種」と表現していたのは、あながち、笑い話でもないのかな?と。

年齢って、気持ちの持ちようでかなり変わってくるものなんじゃないのかなと思うんですよね。

何事も自分でしっかりと考えて調べてあれこれ出来る人はいくつになってもボケずにピンピンしていますし、常にイキイキと新しい事に挑戦している方もいらっしゃいます。それに、年齢をしっかりと重ねた人にしか絶対に分からない事。それはきっと、若かりし頃の体験談や苦労した時の経験、そしてそれを自分は如何にして乗り越えてきたのか?という、成功体験やアドバイスなのかな?と。

批判や否定は、私たち若者にだっていくらでも出来るんです。でも、実際に若者が未だ経験していないような困難の乗り越え方やその解決方法のヒントになるような事は、若者には分からないんです。それを分かっているのは、それを乗り越えられてきたからこその高齢者の方々だけなんですよね。

今までに自分で見て得て体験した知識や経験を、ベンのように柔軟な心を持ちつつ、これからの若者へのアドバイスとして伝えてくださる方が増えると、もっと世界は変わってくるような気がしました。

他にも、スタートアップならではの社内全体がイキイキ・ワクワクとしているあの感じや、破天荒な若者がどんどん活躍するような自由な社風や型にハマらない内装などなど、観ているだけで心が若くなるようなシーンもたくさん。マンハッタンの街並みの映像もとても綺麗でしたね〜。

マイインターン。この時代に働く男性の方々にこそ、ぜひ観ていただきたいような作品でした。

朝食のシーンにて、ジュールズ家の食卓に乗っていたこのメープルシロップ、美味しそうだったな…↓

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コメント

  1. […] 出典【映画】「マイ・インターン」は女性よりも男性に、そして高齢者の方々にもぜひ観ていただきたい作品でした | 映画と海外ドラマと私 […]