【Netflix】海外ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」シーズン1の感想。1つの作品に3つのストーリーがぎっしりと詰め込まれた感じです。

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「ゴッサム/GOTHAM」シーズン1、Netflixにてようやく見終えました。一度見始めたら止まりませんでした。ノーラン監督のバッドマン3部作の雰囲気とダークさがお好きな方でしたら間違いなく。また、サスペンス作品やら、哲学を持った悪役の登場する映画や海外ドラマがお好きな方でしたら、心からオススメです。ゴッサム。Netflix、dTVで観られます。

一言で言って、濃いです。めっっっちゃくちゃ濃いです。シーズン1を見終えた直後の感想のはずなんですけども、普通の海外ドラマならシーズン3くらいまでを一気に見終えた後のような、そんな満腹感です。

あまりにも濃すぎて一言では語ることができないくらいなので、キレイにまとめるのは諦めまして、以下に箇条書きで感想をまとめます…!

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「ゴッサム」シーズン1の魅力

ゴードン軸・ペンギン軸・ブルース軸で進む3大ストーリー展開

ゴッサムにどんどんハマるのは、コレがけっこう大きいかなと。

基本的なストーリー軸は3つありまして、

①ドラマの主人公である若かりし頃のジム・ゴードン(坊主×スーツが似合うイケメンすぎる)が、ゴッサム市警の刑事として数々の怪事件を乗り越えていく軸

②”ペンギン”ことオズワルド・コブルポッドが、ギャングの下っ端から、知恵と情報力と裏切りを武器にゴッサム・ギャングのトップへと昇り詰めていく軸

③未来のバッドマンこと幼きブルース・ウェインが、殺された両親の殺害真相究明とウェイン財団の秘密に迫る軸

この3つの軸のストーリー展開がそれぞれ別軸で進みつつ、後半になるにつれて次第にそれぞれが複雑に絡み合っていく感じが、もうたまらなくゾクゾクするんですよね…中毒性アリですホント。各軸だけでも1作品のドラマが作れてしまうんではないか?って思うくらいに濃いのに、その3つが一気に進んで行くんだもんなぁ。もう堪らないですよね。そしてその中でも特に惹きつけられるのが、信頼と哲学と裏切りが入り混じる、ギャング世界の描写の数々でございました。

一言にギャングと言ってもその人柄や考え方は本当に千差万別で、フィッシュとファルコンとマローニとでは、信念も表現も行動方法も何もかも全く違う部分がまたおもしろい。個人的にはファルコンの貫禄が好きなんですが、マローニの直球ど真ん中的なわかりやすいタイプのボスも何となく愛嬌がありますし、一方で、女性ながら一切”女”としての武器を使うことなく、あくまで知恵と度胸と戦略でのし上がっていったフィッシュからもまた、目が話せませんでしたナァ。

あとやっぱり、いつも死にそうでしなない、殺されそうで殺されない、しかも毎回の危機的状況を乗り越える度にその状況を土台にして出世していくペンギンって、凄いっすね。あの気持ち悪い笑い方も含めて、恐ろしく強烈なキャラクターが出てきましたねコレは。ジョーカーも衝撃的だったけど、ペンギンもこれまた、バッドマンシリーズのいろいろな部分で活躍していくんだろうなぁ(頼むから死なないでいただきたい)。

アツすぎるほどに熱い男、ゴードン

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熱い。熱すぎる。もう、激激ゲキ☆アツ!ですね、ジム・ゴードン。

警察の古い慣習やらオトナの事情やらを一切無視し、自分の思った正義をとことん貫き通すどストレートさ。たぶん、普通のドラマだとここまでバカ正直な正義感ってどこか偽善っぽくて現実味がなくなってしまうところなんですけれども、ジムのキャラクターが妙にリアルに感じるのはきっと、その正義感と目的遂行のためには多少の手段は択ばない人間くささのバランスが絶妙だからなのかな、と。警察だけの力ではどうにもできない危機的状況の際には、自分の中で葛藤を抱えながらも、宿敵のギャングであるフィッシュやペンギンの力を借りることもしばしばでしたもんね。警察内よりもギャングの方が味方が多いって凄いっすよね、ジム。また、最初の方は坊主頭にスーツが似合っていたジムが次第に実績を残すに連れて短髪をピタッと撫で付けた7:3ヘアーに変化していくあたりも、見どころの一つです(細かい)。

あと、言葉の言い回しがいちいちオシャレ。あ、これはジムのみでなく、ゴッサムの登場人物全般に言えることかもですが。さすがは海外ドラマ「メンタリスト」でおなじみの、ブルーノ・ヘラー監督といったところでしょうか。メンタリストもジェーンをはじめ、CBIメンバーの会話のテンポ感は抜群だったもんなぁ。

ちなみに、ゴードンの第2の恋人役だったリー先生が美しいと思ったあなたは、ぜひデッド・プールもオススメですよ〜。なんと!リー先生のガーターベルト姿を拝む事ができます。

魅力的すぎるヴィラン(悪役)たちに引き込まれる

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あとやっぱり、これも非常に魅力。

まだまだ勉強不足である僕は、バッドマンの敵キャラというと、ダークナイトシリーズのジョーカーとトゥーフェイスくらいしか知らなかったんですけど、ペンギン(オズワルド)やリドラー(ニグマ)も、バッドマンシリーズの中では有名な人物だそうですね。ドラマオリジナルの設定もあるかとは思うんですけれども、既に超有名なキャラクターが、どんなきっかけでどんな経緯を経てそこにたどり着いたのか?という部分は、非常に引き込まれるものがあります。

そして何と言っても。のちのジョーカーとなる(らしい)ジェローム少年が、取り調べ中に突然に本性を現す瞬間の、あの衝撃。決して派手な演出効果も撮影方法もなく、画面内に写っていたのはあくまでジェローム少年の表情と声のみだったんですが、普通の少年から狂気に覆われたジョーカーを思わせるサイコパスへと変貌する瞬間のあのおぞましさは、数多くのドラマを見てきた僕の中でも、群を抜いて記憶に残るシーンの一つとなりました。…怖すぎ。ww

ちなみにジェローム少年を演じたキャメロン・モナハンは、現在まだ23歳(1993年生まれ)。ゴッサムのこの回への出演当時は、まだ21歳だそうな。凄い。怖すぎ。彼の他の作品も絶対に見たくなりますね〜あの演技力…!

※シーズン1で最大の見所は第16話かも?

上でご紹介したジェロームが登場する回でもあるんですけど、シーズン1の16話の展開と内容の濃さは、個人的にシーズン1の中でも最もゾクゾクしたエピソードでした。これからゴッサムを観る方は、ぜひ16話を楽しみにしていただきたい。そして既に16話を見られた方には、16話を見終えた直後のあの衝撃を共有したい…ジェロームが、フィッシュが、そしてブルースが…!っていう、あのアドレナリンがフツフツと湧き上がる感じ、ね。

いや〜16話は神回だと思いますほんと。

街並み描写の美しさ

あと、シーンの切り替わりの際にチラッと差し込まれるゴッサムシティの映像が、ゴッサムの荒廃した世界観を更にグッと引き締めますよね。ほんの一部ですが、こんな感じ。

全体的に彩度が低く煙やガスがかかった感じで薄暗く、常に曇り空。間違いなく晴れのシーンは一つもなかったですよね。闇の街っていう感じがとても重々しく漂っておりました。

プラスして建物内部のレトロな作りや、作中に登場する渋い車の数々、鉄格子の留置所?に、携帯電話はあるものの、何故か超レトロな机上電話などなど、至るところに制作スタッフの皆様の拘りを感じるセンスが伝わってきました。

そんな中でジムの着るスーツだけはオーダー品みたいにいつもビシッと決まっていたのも、さすがの一言。あの着こなしの綺麗さは、常に目で追ってしまうよねアレ。

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まとめ

感想として全くまとまりきれていない感もありますが、とにかくめちゃくちゃおもしろかったです、ゴッサム。ちょっとエグいシーンや痛々しいシーンも一部あるんですけど、何というか、ヒトしての本質的な部分とか無くしてはいけない部分を改めて伝えられているような感覚を覚えた作品でもあるのかな?とも思いました。

シーズン2の配信もぜひお願いしますNetflixさん。

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