『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』観ました!これぞ”スピンオフ”!

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4DMXにて早速、見てまいりました、ローグ・ワン。

ラスト10分間。なんと濃厚だったことか…!

暗闇に浮かび上がる絶望的な黒いシルエットと赤白い光、新たなる希望の世界へと歴史が繋がった瞬間の高揚感。スターウォーズの世界観をしっかりと引き継ぎ、それでいてスターウォーズ本編とは確実に異なるベクトルの世界を描いた、濃厚なスピンオフ作品でした。

【映画】「スターウォーズ・フォースの覚醒」〜スターウォーズのある時代に生まれて、本当によかったです…!!〜

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ローグ・ワン鑑賞後の正直な感想

オープニングテロップがない…!

まず衝撃的だったのが、コレです。

前回のエピソード7を4DXで見た際には、お馴染みのオープニングに合わせて劇場内がフラッシュで照らされて、テンションがガチ上がりした記憶がありまして。今回も再びあのドキドキ感が味わえるものと思ってワクワクして4DXを選んだ僕にとってはあのテロップが流れないオープニングに、まず肩透かしを食らった感じがしてしまいました…w

スピンオフとはいえ、やっぱりあのテーマ曲を聴きたかったですなぁ。映画館の極上音響にて。

フォースの力を持たない”普通のヒト”が主役のスターウォーズ

あくまで個人的な感想を思うがままに一言で表現してみますと、冒頭の繰り返しになるんですけど、今回のスターウォーズはまさに、”スピンオフ”という表現にぴったりの内容だったナァと感じました。

その理由は?

・フォースの力が殆ど出てこない(ベイダー卿除く)

・シリーズ主要キャラがスパイス的にほんの僅かだけ出演する絶妙な加減

・鑑賞後に本編ストーリーの深みが更に増す

というあたりに詰まっていたのかなと。本編のスターウォーズ・サーガにて描かれる様々な伝説やルールや世界観はしっかりと共有しているものの、決してそちらの世界とは深く交わる事はないんですよね。ジェダイっていう概念は知ってるけど、実際には全く関わりのない世界に暮らす普通の人たちに焦点が当たった、アナザー・ストーリー。だからこそ本編ストーリーよりもハラハラする感じも多くありましたし、ちょっと物足りない感じもあった事も事実でした。

フォース無しで良かった点・物足りなかった点

ジェダイとフォースの力の存在感がほとんど語られないスターウォーズって、個人的にはとても斬新で。まぁ当たり前なんですけど、本筋のスターウォーズだと必ずジェダイが中心となってストーリーが展開しますもんね。ジェダイが絶対。ジェダイ=神。ジェダイ無くして、銀河は無し、みたいな特別感。

が、しかし、ローグ・ワンではそのジェダイの影はほとんどない。フォースの力を使える人も信じる人も全然いない。だからこそ、今作の中では唯一フォースを信じるチアルートの存在はめちゃくちゃデカかったです。し、チアルートの行動や考え方、その立ち振る舞いを見ながら、ならず者だったジンも次第にフォースの力や存在に耳を傾けるような感じになり、最終的にはフォースを全く信じていなかったチアルートの相棒・ベイズでさえも(あれはチアルートの死の影響も大きくあったかと思いますが)、フォースの概念に心を支えれて立ち上がっておりました。

スターウォーズの世界にはどこにでもジェダイがいて、フォースの力を持っている人がたくさんいて当然、っていうストーリーに慣れまくっていた僕にとっては、ローグ・ワンを見る事で、改めてスターウォーズの世界にはジェダイとフォースの存在って、大きな存在なんだなぁ…と改めて気付かされた次第でございました。ジェダイ+ライトセーバーのあの安心感は、異常です。今作では誰もフォースを使えないのに、あんなに少人数&軽装備で敵陣に乗り込んでいくローグ・ワン一行が、怖くて怖くてしゃーなかったですもん…ホント。

でも逆に言うと、フォースの力が無いからこそ、ローグ・ワンメンバーのチームワークと一体感に、より一層グッとくる部分もありましたね。各キャラがそれぞれタッグを組むような形になってお互いにお互いの背中を任せ合い、心から信頼し合うあの感じ。アツいものがありましたよね。

でもわたしやっぱり、フォースが好き

スピンオフ作品であると予め分かっていた部分ではあるものの、やっぱりフォースを使ったシーンが殆どなかった点は、フォース大好き派の僕としてはちょっとばかり物足りなさを感じてしまう部分でもありました(鑑賞前から分かってたことなんですけども欲しがりですみません)

それだけに。ラスト直前シーンでのベイダー卿の壮絶なフォース・ラッシュは、それまでずっとフォースの力に対して”待て”をさせられて喉がカラカラの状態であった我々に、キンキンに冷えた入れ立てジョッキ生ビールを目の前にドンッと置かれたような、記録ではなく記憶に残るような名シーンの一つとなりました。思わず、「(うおぉぉぉぉおおおベイダー卿、怖えぇぇぇぇえええ!!!)」って叫びましたよね、心の中で。

”サムライ”魂を意識してたのかな

今作は端々に日本っぽいというか、メンタルに重きを置いたような表現が多かったような気がします。いわゆる”根性”とか”覚悟”とかそんな感じで表されるような感じ。特に最後のビーチと宇宙空間での戦闘シーンに多かったですね。作戦や戦略云々でなく、とにかく突っ走る(ボーディ)!とにかく進む(チアルート)!とにかく力技で押し込んで墜落させる(デストロイヤー)!どれか一つでも失敗してたら設計図奪取は失敗でしたよねきっと。あと、自分を犠牲にしてジンを助けたK-2SOのラストシーンなども、非常に胸アツ。ちなみにK-2のギャグレベルはC-3POよりも数倍高かったあたりもよかったですよね。

フォースの力は持っていないけれども、”信じるものには必ず神の加護がある”という感じのメッセージ的な表現だったのかなと思ったりもしました。

宇宙船内バトルの”レトロ感”にグッとくる

ベイダーがデス・スターの設計図データを奪いに乗り込んでくるあのシーンなんですけど、エピソード4の冒頭シーンそのものを思い出させるような、敢えてレトロな感じが漂う演出になっていたような感じが。乗組員の制服もエピソード4の懐かしいあの感じそのものでした。一方でレトロ感はあるんだけれども、ベイダーの立ち振る舞い演出のクオリティは当時の非ではなく、絶望的なまでに凄まじい恐怖感溢れる感じに仕上がっておりまして、もうゾクゾクすぎて堪らんでした。

まとめ〜ローグ・ワンはエピソード4以降への最高のスパイス〜

ローグ・ワンを見終えるとどんな気持ちになるか?といいますと、何より、ローグワンの内容をしっかりと噛みしめた上で、何度も何度も何度も見たであろうエピソード4を更にもう一度見たくなりますよね(実際、見ました)。不思議なもので、ローグ・ワンを見る前と後では、エピソード4の内容の深みが、今までとはまた違った感じになるんですなぁ。希望から希望へと手渡されていくあの小さなチップを見ただけで、ジン・キャシアン・チアルート・ベイズやK-2SOの勇士を思い出さずにはいられないですもんね…そしてスターウォーズシリーズではこれまた斬新すぎる、出演した主要なキャラが全員死亡という衝撃的な展開も、またズシンと響きました。彼らの存在無くして、ルークたちによるデス・スターの破壊はあり得なかったんだよなぁと。

あと、もし可能であるならば、ディズニーランドのスター・ツアーズにローグ・ワンエピソードを追加して欲しいものですね。4DXでもけっこうな迫力のある映像だったんですけど、スター・ツアーズの設備を合わさるとまた更に刺激的な内容になりそうだなと。地上戦でも宇宙戦でも、どちも大迫力のシーンになりそうな気がしますよね。