【映画】『アバウトタイム』の感想。人生の早いうちに見ておきたい映画トップ5に、ランクイン確実。

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2017年1本目に見た映画。元日の朝から早々に見たんですが、けっこう前からずっと気になってまして。「アバウトタイム」

各所での評価はかなり高い作品だったので自分の中でも予めそれなりに期待値を上げてしまってからの挑戦だったのですが、さすが。心配なんぞ全く無用でした。僕の中で”人生の早いうちに見ておきたい映画トップ5”へのノミネートが確実となった名作でした。

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アバウトタイムのあらすじ

主人公のティム・レイク(ドーナル・グリーソン)は、イギリスのコーンウォールに住む、これといって目立つ特徴のない奥手でシャイな青年。父(ビル・ナイ)と、母(リンゼイ・ダンカン)、ちょっとボケてきているが陽気な叔父デズモンド(リチャード・コーデリー)、自由奔放な性格で、ダメ男ジミーと離れられない妹キャサリン(リディア・ウィルソン)と暮らす。

21才になった時、ティムは父から、一族の男には代々、タイムトラベルの能力があることを告げられる。ただし、タイムトラベル能力では自分が辿ってきた過去にしか行く事できず、まだ訪れていない未来へ行く事はできないという。能力を金や名声のために使うことは控えるようにと父から忠告されたティムは、あるイベントで出会った気さくなユーモアと可憐な雰囲気を併せ持った運命の女性・メアリーをなんとか振り向かせたいがために、うまくいかなかったアプローチ方法を何度もやり直すために、タイムトラベルの能力を活かし始めるのであった…

ティムくんダメ男かと思いきや、弁護士かい!!と思わず突っ込みたくなったところですが、そこには全く触れずにストーリーは進行してまいります。

記録よりも記憶に残る作品

王道のラブストーリーかと思いきやなんと突然のタイムトラベル展開、さらに、タイムトラベル×ラブストーリー=すれ違いに終わる切ないパターンや…と思いきや決してそんなことはなく、むしろ人生のバイブルとも言えるレベルの素晴らしいヒューマンドラマ作品ではないですかコレは。タイムトラベル方法がチートだとかティムは何度もやり直した上でのラストの悟りやんかとかいろいろなツッコミどころがあるのも勿論受け止めた上での感想なんですけれども、それでもやっぱり名作ですよコレは。

今日という日は、二度と戻らない大切な一日

前半部分では、ティムが何度もタイムトラベルして好きな人を何としてでも結ばれようとして、でも何度過去に戻ってもやっぱり運命は変えられない…と気付く切ない男の物語。を、想像してたんですけれども、そんな単純なストーリーではなかったです。”切ないけど、暖かい”っていう言葉がここまでしっくりとハマる作品って、なかなかない気がします。日常の中でふと忘れがちだけど、でも全ての人にいつかは必ず訪れる「生と死」という一度きりのイベント。その掛け替えのなさと、いつかは訪れる瞬間のため様々な覚悟を決めておくことの意味を、改めて実感いたしました。恋愛でも結婚でも仕事でも人生でもそうだと思うんですけども、やっぱり常に先を考えて行動してる人って、ヒトとして一回りも二回りも器が大きい人が多いんですよね。楽観パターンも悲観パターンもいろいろなパターンを考えているからこそ、どんなことが起こっても良い意味で動揺しない。動揺したとしても、すぐに状況を分析してゴーサインが出せる。

そういう意味でいうと、ラストシーンのティムのセリフは、10年後にも20年後にも繰り返し聞き直したいセリフだなと。

「今の僕は、1日だって過去に戻らない。この日を楽しむために僕は未来から来て、この日を最期だと思って何気ない毎日を生きている。」

家のトイレの壁に張っておきたいくらいに、グッときたセリフでした。ふと思い立って「映画 名セリフ カレンダー」で検索してもそういうグッズってどこも製造していなそうだったので、製作会社さん・ディレクターさん・関係者のみなさん、ぜひご検討のほど、宜しくお願いいたします。

ダルビッシュ選手もいつもこれを意識して練習してるって、一時期話題になりましたね。

2017年は僕もこれを毎朝思い出そうと思います。

メアリーとティム父とティム母が愛おしすぎる

常に笑顔で常にユーモアを忘れずに、常に何かを悟っているように心を広く持って生きるメアリー。そして同じく、世の中の理すべてを悟ったような佇まいを持つティムのお父さん。更には、どストレートな性格で思った事をすぐ言葉にしてしまうティム母。どのキャラもあまりにも愛おしすぎました。

ティム父は何度も人生を繰り返し経験しているからっていう前提があるのであんな風に落ち着いている感じは何となく理解できるんですけれども、メアリーとティム母に関してはそんな能力は無い訳で(小説とかだと別エンディングで、実はメアリーも何度もタイムリープしてティムと出会っていた的な展開もありそう)。そう考えるとメアリーとティム母のあの数々の神対応にはもう、キュンとせずにはいられないんですよ…神対応には絶対服従なんですよ…

と。ciatrさんがアバウトタイムの名言を集めてくださっていたので、ご紹介。

…うん。メアリーとティム父だけじゃないですね。ティム母もデズモンド叔父さんも、全員が名台詞ばっかりですねこの作品。なるほど、響きまくるわけだ。

個人的に萌えたポイント

いつも一緒だけど、決して無理をしていない二人

通勤も帰宅も休みの日のお揃いのコスプレも二人で楽しむティムとメアリーなんですけど、それでいてそれがお互いに依存している訳ではなくて、あくまで自分の道を歩みながら隣に相手が歩いている、っていうような感じがこれでもか!というくらいにヒシヒシと伝わって来るんですよねホント。

メアリーとの初ベッドインを何度も繰り返すティム

ズルい。あれはズルいでしょう。何がズルいかって、何度繰り返しても毎回ティムが全力投球なあたりがズル可愛いすぎでしょう。あれはモテますわあの男…

結婚式の内容を決める度にアレするゲーム

結婚式の内容とハネムーン先を決める時には、アレをやりたい。絶対にやりたい。何なんですかあの、あまりにも幸せすぎる夫婦ミーティングは。アレを考える原作者、監督、脚本家さんの発想力にはもう、脱帽です。こころからこう言いたい。

ありがとうございます…!

まとめ

ラストシーンのティムとメアリーが何気ない日常の中で電話をしている感じなんかもう、最の高でした。日常is最高。

2017年一発目の作品としてこの映画を見ることができて良かったです、ほんと。余談ですが、年始に見たい映画って、なんとなくありますよね。決して気分が沈んでしまうストーリーではなく、かつ、見終えた後に前向きに生きる力をもらえるような作品。来年元日前には、そんな作品をまとめてみようかなー。

今年もどうぞよろしくお願いします!

〜追記〜

最近見ました『ドクター・ストレンジ』。こちらでもまた雰囲気の違ったレイチェル・マクアダムスの一面が見られますよ〜

『ドクター・ストレンジ』を見た感想!〜見どころは「wi-fi」と「ビヨンセ」〜

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