【Amazon】『メガマインド』の感想。3DCGアニメ好きorプライム会員なら間違いなくオススメ

シェアする

キタコレ。きましたよコレ。

3DCGアニメ好きの方には、間違い無く全員に見て欲しい。ピクサー好きでもディズニー好きでもドリームワークス好きでも、間違いなく見て欲しい。というレベルの隠れ名作。見つけてしまいました。

きっかけは年末のTwitterのタイムラインに流れてきたどなたかのツイートにあった、「2016年プライムビデオのオススメ作品ランキング一覧」を見たことでした。僕もAmazonプライム会員でしたし、紹介者さんによるこの作品の評価もかなり高めだったので、年末休みのまったりがてら試しに見てみますと….

『ズートピア』レベルでめっちゃおもしろい作品でした。(※個人的な感想です)

プライム会員の皆様全員に、いや、プライム会員でなくともレンタルしてみていただきたいくらいに、オススメの名作です。

Sponsored Link

あらすじ

マイナーな作品のためストーリーを全くご存知ない方も多いかと思いますので、簡単にメガマインドのあらすじをば。

地球から遠く離れたある惑星で生まれ、惑星の寿命が尽きる直前に、両親の計らいにて赤ん坊の状態で地球へと送られた、メガマインドとメトロマン。何も知らない無知な赤ん坊として同時期に地球にたどり着いた二人であったが、地球到着時にそれぞれが拾われた家庭環境の影響を強く受けつつ、それぞれが異なる成長を遂げることとなる。正義感溢れる大富豪に育てられ、幼い友人の中でもいつもリーダー格だったメトロマンは、次第に街を守るヒーローに。一方、刑務所内にて悪意に満ちた受刑者に育てられ、幼い友人からはいつも除け者にされて育ったメガマインドは、自分にしかできないこと=悪行を極めることを自らのこの世での存在意義と考えて成長し、次第に街の征服を企む、悪の科学者に成長する。自らの運命なのか環境の影響からなのか、メガマインドとメトロマンは、地球上にてぞれぞれがが正反対の成長を遂げることとなる。

そしてこれまでに幾度となく繰り広げられてきたメガマインドとメトロマンの戦いだが、ある日の戦いで、なんと、メガマインドは正義のヒーロー・メトロマンを殺害することに成功してしまう。長年に渡って渇望してきたはずの悪の大勝利であったが、生れながらに良きライバルであったメトロマン亡き今、メガマインドは正義の味方が消えた街に、どこか虚しさを覚え始めるのであった…

簡単にプロローグをまとめますと、こんな感じです。メガマインドとメトロマンの生い立ち〜成長までのエピソードは3DCGアニメらしく凄まじくテンポが良い展開になっているので、そこまで見たらもう、その先のストーリー展開はノンストップ間違いなしです。

※以下はちょっとだけネタバレあります!まだ見てない方はぜひネタバレなしで見ていただきたい!

もしも悪が正義を倒してしまったら、残った悪はどうするか…?

これ、3DCG作品以外の映画を含めてもなかなか聞いたことのないレベルの、衝撃的なストーリー展開じゃないですかね??個人的にはかなり響きました。そしてなるほど、この考え方は無かった…!と、頭に冷水を浴びれられたような、今までなかった視点を新たに手に入れたような、そんなワクワク感がたっぷりと詰まっていました。

しょっぱなでいきなりヒーローが死んでしまうストーリー展開自体もかなり斬新なのですが、メガマインドのストーリーはその展開に甘んじるとこなく、さらに急展開をしていきます。さらにはその展開が二転だけじゃなく三転、さらに四転くらいした感じで、途中の展開も全っっっったく飽きさせないんですよ、コレが。ラスト前の「え。お前、死んだんちゃうんかい!!」展開はまさかまさかでしたよ。ここで更にそう来るか….そんでそこにもしっかりと理由があったんか…!!と。最期までヤラれた感じでした。

個人的には、ヒーローが死んでしまったその後にメガマインド自身がとった”あの行動”にこそ、この作品が他と一線を画す作品である魅力が凝縮されているのではないかなと思いますなぁ。「ヒーローを本気で倒す気なんてなかった」「ヒーローがいたからこそ、悪である自分の存在意義があった」「女性アナウンサーを誘拐するのは危害を加えるつもりなんかではなく、誘拐することでヒーローの気を引きたいからこそだった」。大切な人が居なくなって初めて気づくその存在の大きさ感。元々はそこに1あった存在が完全に0になる展開って、いろいろと考えさせられる事が多いです。

大事なのは肩書きではなく、志

自分が殺してしまったヒーローの復活を目指して、今度は自らの手でヒーローを育てようとするも、その土台となる人物選びに失敗し、かなりの苦戦をするメガマインド。大事なのはヒーローのパワーや見た目肩書きではなく、その人自身の”志”なんだナァってことをつくづく感じさせられましたね、アレは。ヒーローパワーを注入された直後のハルのやる気の無さ、芯の無さ、そして信念の無さ…そりゃまぁ、昨日までは空気も読めない落ちこぼれカメラマンだったハルに「今日から突然ヒーローになれ!」って言われても無理があるよなぁ…っていうメガマインドの無茶振りさも分かるんですけどね。なぜかハルをヒーローに仕立てようと諦めない、メガマインド。…あそこでヒーロー化させるのを他の人に変更してしまったら後半のストーリーが成り立たなくなってしまうから、なんていう大人の事情には、敢えて触れませんよ。絶対に触れませんよ。

しかしながら、ヒーローどころか一人の人間としてあまりにもイケていないハルを見てると、こちら側がメガマインドを気の毒に思ってしまうという、謎の感情移入…この演出は凄い…子供がアレを見たら、「僕もハルみたいにならないように、周りにあまりにも迷惑を掛けてしまうようなエゴばかりで生きることは控えよう…」って思ってくれる子供が育ったりしそうですね。ここまで妄想してしまうのはちょっと先走りすぎなんでしょうかね。

人は誰かと繋がることで行きている

ここがまたおもしろい設定だと思うんですけど、メガマインドってコブンギョを別とすると、メトロマン以外の友人(ライバル)がいないんですよね。そのメトロマンが居なくなると、メガマインドは世の中の誰からも相手にされなくなります。反撃が怖いために人々はやむなく従ってはいるものの、人々はメガマインドの本当の気持ちの理解者・味方には到底なり得ず、メガマインドの周りからはやがて誰もいなくなっていくんですよね。そこで初めてメガマインドは、「あぁ、自分はメトロマンがこんなにも大切な存在だったんだ」と気づきます。

これって実は、世の中の仕組みにも似たところがあると思うんですよね。

全員が全員ではないですけれども、極端に言うと、悪いことする人って目立ちたい・自分を必要として欲しい・存在を認識して欲しいっていう心理が少なからずあると思うんです。つまり極論になるかもしれませんが、悪どい事をしている人はとことんスルーすることで、自然とそういう人って減ってくるんじゃないのかな?と思うことも。もし、マスコミやメディアが1年間くらい、犯罪系や汚職やスキャンダルなどなどマイナス系のネタを一切報道しなくなったら、世の中はどうなるのか?っていう実験、興味深いなと思うんですけどね。難しそうですけどね。

ここも気になる!メガマックス

イケメンヒーローであるメトロマンの声。なんとあのブラッドピッドさんがやってます。

ちなみにwikiによると、アベンジャーズ・アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrも、メトロマンの声優キャスティング候補に挙がっていたとか。こちらはスケジュールの都合で断念されたそうですが、メトロマンのあの雰囲気でロバート・ダウニー・Jrの声はヤバいですね。セクシーすぎますね。メトロマンの外見が七三・逆三角形・ケツアゴという海外ヒーローの三大要素を凝縮したような感じであったのも、拘りがあるなぁと思いましたよね。

あと、相棒のコブンギョ。英語音声そのものだと「ミニオン」って言ってたのが日本語訳だと「コブンギョ」に変換されていたのがちょっと気になったりしました。ミニオンネーミングをそのままの訳だと黄色の彼らと被ってしまうので、商標的にNGだったりするのかな?w

まとめ

「主人公メガマインドの見た目が青くてちょっとアレなんで日本では公開されなかった」なんて噂もある作品だそうですが、映画好きのあなたにはぜひ見ていただきたいです。周りが知らない名作を発見してしまった時の感動ほど、嬉しいことはないですよね。

メガマインドはAmazonプライムビデオでご覧いただけます。オススメ!

スポンサーリンク