「ワイルドスピード8:アイスブレイク」の感想。気楽に見れそうで実はけっこう重いストーリー?

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公開日初日にレイトショーにて観てまいりました。シリーズ最新作、ワイルドスピード8(原題:「The Fate of the Furious / Fast & Furious 8」。

前作スカイミッションの内容と製作背景が映画の台本よりも映画のような現実の出来事の中での製作でもあったため、ポール無しでのワイスピシリーズ続編はどうなるのか…!?と、大きな期待と僅かな不安を抱えながらのアイスブレイク鑑賞でした。

※毎度ながら完全なるネタバレありっす
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↓ちなみに前作の拙い感想はこちら

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感想

ラテン&お尻&ド派手カーアクション

ワイスピといえばやっぱりコレ。ここは間違いなく今作でも鉄板でしたねやはり。毎度のことなんですけど、レーススタート時のお姉さんによるセクシー・フラッグは、鉄板ですな。

しかし、今作の全体的なセクシーなシーンは、過去作よりも大幅に控えめだった感じ。いつもならば下ネタといえばローマンなんですが、8ではそのローマンの出番自体が少なかったですし、ローマン以外はキャラ的に女性のお尻を追っかけ回すという感じにもなりにくいですもんね。ストーリー全体的な流れとしてもファミリーみんなで集まってワイワイ騒ぎ…という雰囲気ではなかったですもんね。ワイスピシリーズとしては久々?の、水着+お酒+車のシーンが一切無しという真面目な構成になっておりました。

あと、個人的にセクシー・シーンの減少以上に残念だったのは、ガチンコのレースシーンが殆どなかったことかなと。ちゃんとした路上を走ってのレースって、最初のキューバでのアレだけでしたよね??(アレはアレで凄まじかったですがw)。ニューヨークはレースというよりはハイテクマシンのお披露目のような感じでしたし、ラストはもはやミッション・インポッシブルでしたし。

空を飛んだり超巨大潜水艦に追いかけられたりもファミリーが出世した感があってそれはそれでワクワクなんですけれども、やっぱり車とドライバーが主役の手に汗握るカー・レース見たさも、捨てがたいものでございます。

その一方で、スーパーカーがわずか数秒で次から次へとスクラップになっていくトンデモ映像は、それはそれで制作費世界トップレベルを掛けた映画らしさが満載で、壮観な光景でしたね。車代だけでかけたんだろアレ。出番一瞬のローマンの車、ベントレーである必要あったんですかねアレ…w

コメディ要素、増し増し

かなり笑わせに来てましたね〜これでもか!ってくらい。特にホブス&ショウのコンビは、出演時間の7割くらいが何かしらのネタと煽りが入っていたのではなかろうか?というくらいに良いテンポの筋肉+ハゲコンビでした。ホブスがボケすぎ+筋肉アピールしすぎてじゃ感キャラ崩壊しかけて感じもするんですけれどもw

ホブス初登場の頃は冷静で冷酷で常に眉間にシワを寄せているような鬼捜査官だったハズなのに、今作では娘の(サッカーでの)勝利を第一に想う、熱すぎるパパに。そして筋肉は筋肉同士で惹かれ合うのか、あれだけいがみあっていた宿敵のショウとも段々と良い仲に。あの二人の関係性はなかなか萌えますな。

アイスブレイク全体を見終えて思うこと

最後にちょっと長文となりますが、今作全体を振り返って個人的に思ったことを書き留めておきたいなと。

予告で前置きされていたドム裏切りの理由は映画でよくある裏切りの原因に遠くなかったですし、ホブスとショウの馬鹿力アクションも、王道アクションに王道トッピングを大盛りで追加したかのようなド派手アクションのオンパレードで楽しめたんですけども、監督アイスブレイクで1番描きたかったシーンはきっと、ラストのあのシーンだったんだろうなと思われます。

そして一見、感動的に見えるあのラストシーンではあるのですが、個人的には手放しで「子供が無事でよかった!」とは言えない内容な気がしていまして。

ブライアンが前作のラストで決意し、家族と過ごすためにファミリーから離れる決意をしたっていう設定まではよかったんだけど、今作では一時はドムの恋人であったエレナが実はドムの子供を産んでいて、しかもレティを撃てなかったドムの行動の結果、あんなにアッサリとサイファーに殺されてしまうって…マジですか…エレナを殺さなくても他の形でのストーリーの描き方があったのではなかろうか…?とも思ってしまったのも、本音なんですよね。

子供は直視していなかったとはいえ、目の前で母親を殺すシーンはあまりにも無慈悲。だし、エレナって恐らくドムにとってはレティとは比べられないくらいに大切な人なはずで、レティが死んだと絶望していた頃に絶望に打ちひしがれていたドム自身を支えてくれた掛け替えのない人でもあったわけですよね。しかもエレナさん、レティが生きていたとドムが知った後にはドム自身の本当の幸せを願って、なんと自らドムとレティから身を引く決断をする訳ですよ。もうね、この決断が自分からできるってことは、強靭すぎる精神力で本当は離れたくない自分の気持ちを押し殺すと共に、ドムを忘れる為にもFBIの仕事に一生骨を埋めるくらいの聖母のような奉仕の精神が備わっていないと、決してできることではないと思うんですよね。しかもエレナさん、ドムと別れたにも関わらずドムの子供を誰に知らせるでもなく産み、本人に知らせることなく(たぶん)女手一つであんなに大きくなるまで育てるなんて….エレナの無念さを思うだけで泣けてきますよね….もっと言うとエレアさん、母親業が長かったとはいえ元FBIの凄腕捜査官。サイファーの部下くらいサクッと対処もできたのでは…。

あぁ、切ない…

さらに重ねて恐縮なんですが、このままシーズンを継続するのであれば、ドム&レティ&ブライアン(ジュニア)の関係性って非常にセンシティブな形になってきますよねコレ。

エレナの無慈悲な死を目の前しても、事件後にはエレナの事には殆ど触れないドム。連れ帰ってきた子供に関してのファミリーの想いや今後の考え方に関するシーンも一切なし、そして子供の事が最も気にかかる人物であるはずのレティからも、ドムに対しても子供に対してもあの辺りは”ファミリーの絆”だけではどうも腑に落ちない感じも。

何事もなく円満に…とは難しいかもしれませんが、刺激と隣り合わせの生活ながらも幸せな生活を送って欲しいものですよね。

まとめ

いろいろと述べましたが、今回の件でファミリーに新しい命と新しい仲間が加わったことは確か。次回作ではこの辺りの不安も吹っ飛ばしてくれる展開を期待したいなと!

次回作の勝手な予想としては、ドムが自動運転の車とレース対決したり追いかけられたりしそうですね。時代と技術の流れ的に。

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