映画/ラブアゲインの感想。良い意味でタイトルの印象を裏切る素晴らしいラブコメ!

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「タイトルはイマイチだけれども内容はかなり良い映画」ランキングの上位に、間違いなくランクインしそうな作品。「アバウト・タイム」並みに好きなラブコメ作品でした。

事前情報なしで作品を見た後、ネット上で映画の感想を探してみたところ、やはりタイトルに同じような違和感を持たれた方も少なくないようで。タイトルがもっとキャッチーだったら多くの人の記憶にも記録にも残る名作映画になっていたのではないかな?と思うくらいに、ラブコメ好きの方には心からオススメしたい作品の一つとなりました。

「ラブ・アゲイン」はAmazonプライムビデオで見られますよ〜(※2017年10月現在)

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「ラブアゲイン」のあらすじ

中年のキャル・ウィーバーは、レストランでの食事の最中、妻のエミリーから同僚のデイビッドと浮気をしたと告白され、離婚を申し込まれる。当然キャルはショックを受ける。

一方で、キャルとエミリーの息子ロビーは、17歳のベビーシッターのジェシカ・ライリーに熱をあげていた。しかしジェシカは年上のキャルに恋心を抱いていたのだが、もちろんキャルはそんなことに気がつくはずもなく、住み慣れた我が家を離れてわびしい一人住まいへと移っていった。

毎晩バーへ通い、バーテンダーに嘆き節を語るキャルに、若くハンサムなジェイコブ・パーマーという男が、女性をモノにするコツを教えると話を持ちかけてくる。ジェイコブは、夜ごと違う女を“お持ち帰り”する生粋の女たらしで、その夜は法科学生のハンナをナンパしていたのだが、真面目で身持ちの固い彼女に珍しくソデにされていたのだ。「どうして自分みたいな中年男にアドバイスするんだ?」とのキャルの問いに、「昔、あんたみたいな人を知っていた。」と言葉を濁すジェイコブ。こうして、キャルは服装から会話までジェイコブの特訓を受けることになった。

ーWikiより

色気もない、センスもない、トークも面白みない、常に悲観的思考の超サエない中年のおっさんが、超絶イケメン遊び人のアドバイスで、次第に見違えるように変わっていく…!というようなサクセスストーリーかと思いきや、この作品のおもしろさはそこだけに留まらないのですよね。

「ラブアゲイン」の感想

ベタだけど、ベタじゃない

ダッサい中年のおっちゃんであるキャルが徐々に変化していく過程もかなりリアルで、それでいてしっかりと変化の段階を踏んでいて見ていて納得感のある仕上がりになっていくんですけれども、それ以外にも見所があり過ぎて、ラブコメの域を超えて、ラブ・ヒューマンドラマ?とも言えるレベルの完成度の高さでしたなぁ。ベタな内容ではあるんだけど、ストーリー展開のテンポの良さとキャストの演技力の高さについつい前のめりに入り込んでしまい、ベタを通り越してこちらまで思わず胸が高鳴る、あの感じ。

ライアン・ゴズリングの色気が留まることを知らない

特に大きいのが、ライアン・ゴズリング演じる、ジェイコブのインパクトですよね〜。何なんですか、あの色気は?ラ・ラ・ランドの300倍くらいの色気じゃないですか??完璧な裸体も含めて全身の毛穴という毛穴レベルから抑えきれない色気が溢れ出すあの感じ、なんなんですか???

あまりにもベタすぎるイケメン描写でしたが、男の僕から見ても「…ご馳走様です」と言いたいくらいのセクシーさでした。

エマ・ストーンがただただ可愛い

はい。語彙力ゼロの感想で申し訳ないです。

エマ・ストーンって、なぜか無意識のうちに目が離せなくなる顔をしてると思うんですよね。特別に顔のパーツが整っているという訳ではなく、スタイルが抜群に良いという訳でもなかったりするんですけれども、スクリーン内にエマ・ストーンが映し出されると、一瞬たりとも目が離せなくなるから不思議。目の輝きなのかな。表情の豊かさなのかな。

登場するキャラクターがもれなく濃ゆい

ジェイコブ以外の登場人物もそれぞれ漏れなくキャラ立ちしていて、ひと時も飽きる暇がなかったです。冴えない中年男に恋すしてしまう純粋な女子大生だったり、全く相手にされなくとも年上女子大生に想いを伝え続ける健気な中学生男子だったり、キャルのワンナイトラブの相手が実は息子の担任だったり。かつ、それぞれが中心となるパートの内容が割と濃いんですよね。ここまでバラけると濃さが偏ったりすることもあると思うんですけど、全くそんなこともなく。

更に後半には何とも壮大な伏線回収ストーリーもあるし(というかこの作品のキモはここかも)とで、映画を見ながら思わず一人で唸っていました。うーん、やられた。

個人的にはキャルの息子ロビーのパートが、一番グッときました。あれだけ何度もジェシカに拒否されても挫けない強いハート。気持ちを伝える表現力の高さ。大学まで乗り込んでしまう行動力。そして卒業式でその場にいる人全員をグッと惹きつける、あのスピーチ力。そのロビーの挫けない想いが募って、卒業式後のあの素晴らしいプレゼントに結びつくわけですよね。

最後にあのプレゼントを勝ち取ったロビーも凄いと思うんですけど、恥ずかしむでもなく自信満々な表情で堂々とアレを渡すジェシカの底知れぬ魔性の魅力に、何よりもグッとくる訳ですよ。我々男子としては。例えこの作品がフィクションだとしても、夢が詰まってるんです、あのシーンには。ロビー、良い人生を送るんだろうなァ…。

男は髪型・ファッション・立ち振る舞いで変わる

ラブストーリーの展開、伏線回収も見事なラブアゲインなんですけれども、何より、キャル役のスティーブ・キャレルの前半と後半の変化の幅が凄いんです、ほんと。女性もメイクとファッションで大きく雰囲気が変わると思うんですけど、それは男性も例外ではないよなと。

最初の頃はボサボサの髪にボロボロのスニーカー、マジックテープの二つ折り財布を使ってたセンスのカケラもないおっちゃんが、

この変わり様。

更に以下、映画とは無関係の拾い画ですが、キャル役のスティーヴ・カレルが更に渋くなりますと、こうなります。

なんだこの変化は。惚れるわ。

第一印象って、大事ですね。

まとめ

全然ジャンルの違う作品なので単純比較をするもんじゃないとは思うんですけれども、個人的には「ラ・ラ・ランド」より「ラブ・アゲイン」の方が、圧倒的に好きな作品でした。だからこそ、邦題の「ラブ・アゲイン」があまりにも短絡的すぎてインパクトもなくて、勿体なさすぎる…。

ちなみに海外版のポスターデザインの一つがコレみたいなんですが、こっちの方が映画の作風がうまく表現されているような気も。捉え方は人それぞれですけどね。

いや〜、良いラブコメに出会えると何だか嬉しくなりますね。

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