Netflix『ウォンテッド!ローラ&チェルシー』の感想。冒頭10分を見れば中毒性にどハマり間違いなし

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久々に凄まじい作品に出会ってしまった…

タイトル、パッケージ写真、あらすじ内容、どれを見ても正直、過去に何度も浮かんでは消えていったようなありきたりのB級作品を思わせる印象。

しかし。

視聴を初めて、10分後。

もう止まらなかった。

何の期待も前知識も持たずに見始めたこの作品が秘める、底なしの魅力を隠し持った穴にポーーーーンと放り出されたような感覚を、僕は久々に味わったのであった…(訳:どちゃくそおもしろかった)

ブレイキング・バッドやボーン・アイデンティティーシリーズなどがお好きの方には、間違いなく自信を持ってオススメできる作品です。

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あらすじ

作品について全くご存知ない方が多いと思うので、簡単なあらすじを。

汚職警官が絡んだ殺人事件を目撃し、その罪を着せられてしまったローラとチェルシー。昨日まで赤の他人だった正反対の2人が、共に決死の逃亡劇を繰り広げる。

ーNetflix 作品概要より

…はい。全然おもしろさが伝わらなそうなので、個人的に見所をかいつまんでご紹介。

汚職警官が絡む。ということは…?

「全員、悪人」

というアレですよね。法も正義も、もう誰も信じられない。絶望的な状況。選択肢はただ一つ。「逃げる」しかない、極限状態。普段は全国どこにでも駆けつけてくれて何よりも頼りになる存在なはずの警察なんですけど、中の人が悪いことやらかしちゃってたらもう、話は真逆です。ありとあらゆる手を使って、証拠と当事者の存在そのものを消しにかかってくる。現場の警官からマスコミから、あらゆる手段を通じて、全力で潰しにかかってくる。身内ですら信じられず、逆説的だけれどもこんな時に唯一頼れるのは、普段から法律に囚われることなく、「金」だけを信じるものとして生きている、アウトローなヤツらだけ…

っていう、あの状況です。

当然ながらこの作品、シーズン1の第1話を見終えたらもう、その先はノンストップになると思います。だって、誰一人として味方がいない状況で、取り残された素人女性がたった2人。もう、先の展開が全く予想できないんですもの…

世の中で一番怖いものは法律そのものではなく、普段から法律を盾に仕事をする方々なのかもしれないな…と、改めて考えさせられました。

最恐の素人女性2人

小綺麗で品のある身なりで明らかに育ちの良さを感じさせるチェルシーと、化粧っ気のない風貌にシャツとデニムで質素に生活するお母さんという出で立ちのローラ。

性格も考え方もこれまで歩んできた人生も、まるっきり正反対のローラとチェルシーなんですが、もうね、この二人チームワークとコンビプレーがめちゃくちゃ凄いんですよ。いくつもの死線を超えてきた(らしい)ローラはまだしも、お嬢様育ちに見えるチェルシーが巻き起こすファインプレーの連続。振る舞いや逃げ方はド素人ながら、追っての殺し屋や汚職警官から、逃げる!逃げる!逃げる!むしろ逆に追い詰める!そしてその方法がいちいち賢くて、かつ、超爽快。

誰も信じることができず、また、望まなくともどんどんと騒動の核心に近づいてしまう二人の境遇と立ち振る舞いを見ていると、ついつい思い出すんですよね…ブレイキング・バッドのウォルター&ジェシーの名コンビを…!

懐かしすぎるこの感覚を、ぜひ味わっていただきたいところです。

何もない。だが、金はある

このシチュエーション。サスペンス作品を味付けするには最高のスパイスですね。誘拐のような形で突然に事件に巻き込まれ、お金も携帯もIDさえも持っていない二人。しかし、ひょんなことから偶然手に入れてしまった大金を活かして身を隠し、車を手に入れ、人までも動かす。この「何も持っていない」×「でも大金だけ手元にある」という絶妙なバランス感がですね、作品のストーリーに大変な中毒性を引き起こしているんですよね。

こう言っちゃなんですけれども、お金で動いてくれる人って本当にお金に忠実で、こういう危機的状況の際には本当に頼りになるなぁ…などとまで思ってしまったり。対企業のビジネスなんかですと、絶対にこうはいきませんもんね。誰からのお金か?何に使ったお金か?という点の証明が必ず必要になってきます(当たり前)。思えば、ブレイキングバッドでも似たようなところがありましたよね。ウォルターの持つお金の成る錬金術的なアレで何十人という人が動いて、集まってきて。

お金の使い方が上手い人って結局、人の使い方が上手い人なんだろうな…と、なぜかサスペンス作品から人生の生き方を学んだような気がしました。

ここが凄いよ!『ウォンテッド』

オーストラリアで大ヒット

元々はオーストラリアで大ヒットしたドラマとのことで、2016年にはオーストラリアで最も人気のあったドラマシリーズの一つだったそう。中毒性のあるストーリーもさることながら、女性二人が主人公という構成も、大ヒットに繋がった要素として考えられているそうですね。

2017年エミー賞にもノミネート

過去には『ブレイキング・バッド』『ゲーム・オブ・スローンズ』『ハウス・オブ・カード、『ウエストワールド』など、名だたる作品が受賞やノミネートをされてきたテレビに関する権威ある賞、エミー賞にもノミネートされていました。

結果は惜しくも受賞を逃したようですが、これだけ権威ある賞にノミネートをされるほど、この作品が世界的に多くの視聴者に受け入れられた作品であるということがわかります。

チェルシーがただただ美しい

チェルシー役のオーストラリアの女優、ジェラルディン・ヘイクウィル。

品のあるスタイル抜群の正統派美女、かつ語学も堪能。こんな美しすぎる人質が実際にいたとしたら、街中で立っているだけで目立ってしまってしょうがないですね。笑

日本だけならず、世界的にもまだ無名な女優さんのようですが、ウォンテッドの大ヒットをきっかけに、他作品にも出演する可能性はあるのでしょうか。

まとめ

2017年11月現在、Netflixで視聴できる『ウォンテッド!ローラ&チェルシー』はシーズン2までです(執筆時点で僕もまだシーズン1しか見ていません)。

が、2018年にはシーズン3の放送が決定されているようで、続編の製作が進んでいるようですね。日本ではまだ知られていない作品ですが、これからじわじわ中毒者が増えていきそうな予感。オリジナル作品でこのクオリティは凄いですね…さすがNetflix。

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